阪神淡路大震災 20 周年事業

加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸 2015

「ドイツとフクシマを繋いで」

日時:1月16日(金)
16:00『シェーナウの想い〜自然エネルギー社会を子どもたちに〜』(1時間)
17:00  トークセッション「-ドイツのエネルギー政策を考えるー」(1時間15分)

     コーディネーター:藤野一夫 トーク:フローリアン・イェーガー、ラウパッハ・スミヤ ヨーク
18:30『アンダー・コントロール』(1時間38分)

 
会場:ワークショップスペース1(2F)


「シェーナウの想い〜自然エネルギー社会を子どもたちに〜」2008/ドイツ
監督:フランク=ディーチェ / ヴェルナー=キーファー
ドイツ南西部、黒い森のなかにある小さなまちシェーナウ市。チェルノブイリ原発事故後、シェーナウの親たちが、子どもの未来を守るため、自然エネルギーの電力会社を自ら作ろうと決意する。ドイツ史上初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させるまでの軌跡を綴るドキュメンタリー。

「アンダー・コントロール」2011/ドイツ
監督:フォルカー・ザッテル
かつて「夢のエネルギー」として期待され、1950年代から"核の平和利用"として使われてきた原子力。その圧倒的な力は人類を魅了し、原子力発電は未来への経済成長を支えるエネルギーとして大きな期待の的でした。しかし、スリーマイル、チェルノブイリ、福島を経て、現在私たちはこの力について再考することを余義なくされています。本作はその「原子力」のこれからどう制御・解体するかについて冷静な議論を喚起するために制作された、見学・体験型サイエンス・ドキュメンタリー。
http://www.imageforum.co.jp/control/



トークセッション「-ドイツのエネルギー政策を考えるー」
コーディネーター:藤野一夫 トーク:フローリアン・イェーガー、ラウパッハ・スミヤ ヨーク

フローリアン・イェーガー (Florian Joeger)
大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館 副総領事 
文化・広報部長総領事館の広報活動を担当。また、ドイツにおけるエネルギーシフトなど、様々なテーマについての催事や講演を実施している。大阪ドイツ文化センター、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクール、そしてドイツから来日し日本の大学に勤務する50人を超える教員等、西日本のドイツ文化・教育機関の支援もしている。総領事館文化部は日独協会の催し・日独姉妹都市の交流プログラム等を支援している。

ラウパッハ・スミヤ ヨーク (Jörg Raupach-Sumiya)
立命館大学経営学部教授
ドイツDuisburg-Essen大学経済学部東アジア学科経営経済博士。1990年、(株)ローランド・ベルガー(シニアコンサルタント)、1995年、トルンプ(株)(代表取締役専務)を経て、1999年にドイツ日本研究所経営・経済研究課研究員となり、2001年にNEC SCHOTT コンポーネンツ(株)管理部ジェネラル・マネージャー、翌2002年に同代表取締役社長に就任。2011年は、FOM大学教授及びドイツのSCHOTT Electronic Packaging GmbHのInnovation Managementの担当マネージャー及び新製品・新規事業開発の総責任者として勤務。2012年より現職。2013年より脱原発をめざす首長会議 のアカデミックアドバイザー。