阪神淡路大震災 20 周年事業

加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸 2015

「震災と向き合うデザイン ー建築家たちの挑戦ー」(トークセッション)

日時:1月12日(月・祝)15:00〜18:00
会場:KIITOホール(1F)



トーク:塚本由晴、西田司、槻橋修             
モデレーター:家成俊勝

東日本大震災後、被災地に寄り添い再生の道を探る建築家たちの活動は、従来の建築デザインの枠を超えて、コミュニティや場のデザイン、地域との共働、ジャンルを越えたコラボレーションなど、多面的な様相を呈しています。被災地での新しい挑戦は被災地に、そして日本にいかなる未来を切り開くのか、話し合います。


塚本 由晴
東京工業大学大学院准教授, 博士(工学)/アトリエ・ワン
1965年神奈川県生まれ。1987年 東京工業大学工学部建築学科卒業。1987~88年 パリ建築大学ベルビル校(U.P.8)。1992年、貝島桃代(現筑波大学准教授)とアトリエ・ワン設立。人間の生がもつリズムと、建築がもつ長い時間尺度の関係を軸に、研究と創作を連動させた数々の建築作品や都市リサーチ、マイクロ・パブリック・スペースを発表。メイド・イン・トーキョー、Behaviorology (Rizzoli 2010)、コモナリティーズ(LIXIL 2014)など著作多数。

西田 司
建築家。オンデザイン代表。
1976年神奈川生まれ。横浜国立大学卒業、東京大学非常勤講師。人の集まる環境の設計と、建築や都市におけるコミュニケーションを探る実践を行う。主な仕事に農家と都市をつなぐ拠点「六本木農園」共用広場付き住宅「ヨコハマアパートメント」復興を超えたまちづくりプラットフォーム「ISHINOMAKI 2.0」他。近著に「建築を、ひらく」。

槻橋 修
1968年富山県生まれ。2002年 ティーハウス建築設計事務所設立。2003年から2009年9月まで、東北工業大学工学部建築学科講師。2009年10月より神戸大学准教授。2009年、日本建築学会賞(教育)共同受賞。主な作品に、新潟県十日町市・清津川プレスセンター「きよっつ」(2009年)、「三宮BOS」アートワーク(2011年)、東日本大震災復興支援「失われた街」模型復元プロジェクト(2011年)などがある。

家成 俊勝
建築家。1974年兵庫県生まれ。 関西大学法学部卒。大阪工業技術専門学校夜間部卒。2004年、赤代武志と共にdot architectを共同設立。大阪・北加賀屋を拠点に活動。建築設計だけに留まらず、現場施工、アートプロジェクト、さまざまな企画にもかかわる。現在、京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科 特任 准教授、大阪工業技術専門学校 建築学科Ⅱ部 非常勤講師。